2011年10月10日月曜日

「旅立ち」

2011年10月2日21時11分

僕の大好きなお父ちゃんが
一年に及ぶ闘病生活の末
天国にいった。

この二週間で
一生分の涙を流しました(笑)

お父ちゃんが亡くなる一週間前
兄が持ってきた一冊の本の中に書かれていた一つの詩に
すごく慰められた。

「旅立ち」 -死を看取る-

私は海辺に立っている。

海岸の船は白い帆を朝の潮風に広げ
紺碧の海へと向かって行く。

船は美しく強い。

私は立ったままで眺める。

海と空とが接するところで
船が白雲の点となりさまようのを。

そのとき海辺の誰かが言う。

「向こうへ行ってしまった!」

「どこへ?」

私の見えないところへ。

それだけなのだ。

船のマストも
船体も
海辺を出たときと同じ大きさのままだ。

そして
船は今までと同様に船荷を目指す港へと運ぶことができるのだ。

船が小さく見えなくなったのは私の中でのことであり
船が小さくなったのではない。

そして
海辺の誰かが
「向こうへ行ってしまった!」
と言ったとき
向こう岸の誰かが船を見て喜びの叫びをあげる。

「こちらに船が来たぞ!」

そして
それが死ぬということなのだ。

ヘンリー・ヴァン・ダイク


10月2日は
父と母の結婚40周年の記念日でした。

弟もアメリカから一時帰国し
家族みんなが見守る中
静かに息をひきとりました。

もうねぇ
これ以上ないくらい幸せな最後やったんちゃうかな!(^-^)

前夜式・昇天式(キリスト教式なので)には
有名人でもない一般人の父のために
500人くらいの方がわざわざ足を運んでくださいました。

それだけたくさんの方に愛された父を誇りに思います(^-^)

今日
東京に戻ります!

お父ちゃんに何も恩返しができなかったことが
すごく心残りやけど
これからはこんなにたくさんの人に愛されたお父ちゃんのように
誠実で
人にやさしく
真っ直ぐに
生きていこうと思います(^^)

それが天国にいるお父ちゃんに
僕ができることちゃうかな。
それにいつも上から見られてるから
もう悪さできへんしね(笑)

僕はもう元気です!!
明日から
歌いまくってやります(^o^)

ではまた☆













































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